パートナー弁護士長田 正寛(ながた まさひろ)
長田 正寛 (ながた まさひろ)
■ 生年 /
昭和31年
■ 弁護士登録年 /
昭和61年(司法研修所・第38期)
■ 出身地 /
東京都武蔵野市
■ 出身校 /
東京都立杉並高等学校
中央大学法学部法律学科
■ コメント
昭和61年4月に、弁護士資格を取得して札幌弁護士会に入会しました。以来、28年にわたり、札幌市において弁護士としての活動を続けています。
平成24年度は札幌弁護士会会長、平成25年度は北海道弁護士会連合会理事長、にそれぞれ就任し、弁護士会の仕事に専念していました。出生地はさいたま市(旧浦和市)で、幼少から司法試験合格に至るまでを、殆ど、東京で過ごしています。昭和30年代から昭和59年ころまでは、用賀、奥沢、吉祥寺、三鷹、中野などに住んでいました。一時期、大阪の豊中市、札幌市で過ごしました。司法修習生時代は、配属が札幌地方裁判所となり札幌で修習を受けたことから、札幌弁護士会に入会し、弁護士としての活動を始めました。

昭和61年から5年間、中島一郎法律事務所にてイソ弁として研鑽を積ませていただき、平成3年に浅水正弁護士と共同事務所を構え、その後の平成17年に、現事務所を開設し、現在に至っています。

現在、「ながた法律事務所」には、私以外に、7人の弁護士がおりますが、皆、経験8年から2年までの若手になります。事件の処理は、私と若手による組み合わせで処理することが多く、医療過誤事件、遺産分割事件のように、解決まで時間がかかる負担の大きな事件については、複数名の弁護士で対応しています。

 

28年にわたる弁護活動において、離婚、相続、交通事故、破産・再生手続は、相当数の事件を手掛け、経験は豊富です。
とりわけ、患者・被害者側の立場から医療過誤事件を数多く手掛けています。

平成4年から同23年まで札幌医療事故研究会の会員として活動し、平成19年から医療事故情報センターの会員となっています。また、「診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業」における札幌事例では地域評価委員を務めた経験もあります。

入院・治療中に亡くなられた方のご遺族の依頼を受けて医療機関を相手に起こした裁判事例で、複数、勝訴判決を得ています。入院中に受けた不適切な治療により神経障害が拡大した事例、誤診により不必要な手術を受けた事例、細胞検査で癌であることを見落としたことにより癌を進行させてしまった事例では、裁判上で勝訴的和解となり、過去に受けた手術時にガーゼが残置されたままであった事例、手術時に神経を切断したことにより後遺障害が発生した事例では、医療機関側が過失を認めていたことから、札幌弁護士会の医療ADR手続を利用して早期に和解し賠償を受けています。
現在も、数件の医療過誤事件について裁判や和解交渉を行っています。

常日頃から、「何事にも誠心誠意」をモットーにして、市民の基本的人権を擁護し、社会正義を実現するという弁護士の使命・職責を果たすべく、弱者救済のための弁護活動に邁進しています。